最近日本ではクラフトジンの人気が高まってきておりますが、今回はその中でも「赤鳥居」と言うクラフトジンを飲んでみたので、その感想を正直に記事にしました。
赤鳥居を買おうかどうか悩んでいる方の参考になればと思います。
赤鳥居とは?
蒸留所のお名前は、「光武(みつたけ)酒造」さんです。
主に焼酎造りで有名で、コラボ商品として下記のように「北斗の拳」のイラストが描かれた焼酎で話題になったこともありました。
スーパーなんかで一時期よく見かけていた焼酎です
今回は、そんな酒造さんから「クラフトジン」が出ているとのことで、これはジン好きとしては一回飲んでみたく、購入しました。
今回私が購入したのは、白いボトルの「オリジナル」と、黒いボトルで少しお値段が高くなる「プレミアム」の飲み比べセットです。
公式サイトなどで確認したところ、それぞれの特徴は下記のような感じとのこと。
- オリジナル(白)…杉の木・柑橘類などの5種類の原料を使用
- プレミアム(黒)…オリジナルのジンの原料にプラスして、わさび・海苔・牡蠣などの11種類の原料を使用
杉の木や、牡蠣、わさびを使用しているのが「日本ならでは」って感じがしますね。
「赤鳥居」という名前と、わさび・海苔を使っているため、より一層、和風感のあるジンのように感じられます。
パッケージデザインも勿論のこと「the・日本」って感じのジンなので、日本大好きな外国の方などに贈り物としてプレゼントしたら喜ばれそうだなーと思いました。
お酒と共に同梱されていたパンフレットには、原料の説明もしっかりありました。
オリジナルは、ジュニパーベリーは勿論のこと、「杉の木」や「日本茶」を使われています。
赤鳥居ジンを飲んでみた感想
どちらもまずはロックでテイスティングを行い、
その後、どちらもジントニックで楽しみ、
最後にどちらもソーダ割で楽しみました。
こんだけ飲んでいるんだから味は言わずもがな美味しかった。
赤鳥居~オリジナル~の感想
まず、オリジナルの方は、凄くすっきりした味わいだなと思いました。
余計なものが入っていないジンと表現すればいいでしょうか…。
ジュニパーベリーの香りと、奥の方に感じる森のような香りが、おそらく原料で使われている杉の木なんじゃないかと、飲んだ後に理解しました。
ジンって、様々なボタニカルを入れることによって生み出される複雑な香りと、甘みや苦みを楽しむものだと思いますが、こちらのジンは、そのバランスがとってもシンプル。
だけど他にはない杉の木の香りもあるので、これはなかなか面白いと思いました。
クセが少なくて飲みやすいので、ジン初心者や木の香りが好きな人にはとっても向いていると思います。
赤鳥居~プレミアム~の感想
続いて、プレミアムの方です。
オリジナルを飲んだ後、こちらのプレミアムのジンをロックでテイスティングしたのですが、「おお!」と思わず口にしました。
オリジナルの方が、余計なものが無いと表現しましたが、人によっては「物足りない」を感じるジンだと思ったんですね。
ところがプレミアムをテイスティングしたところ、香り、味わい、苦み、甘み、、、すべてにおいて「これこれ、ジンはこれなのよ」と思える仕上がりでした。
つまり、香りや味わいが強く感じられます。
好みにもよりますが、私はクセが強く香りも楽しみたいので断然プレミアム派です。
香りやクセが強いのが好きな人はプレミアム(黒)がおすすめ!
やっぱり原料の種類を入れれば入れるほど、その香りや味わいが複雑になって、強く感じられるんでしょうね。ただ、その香りとかもどことなく「上品」さを感じ、強すぎるわけではないです。
最初にジュニパーベリーの香りはしつつも、その後の柑橘系の香りとオリジナルの時には強く感じなかった甘みも十分感じられました。
最後にふわっと杉の香りが鼻から抜けたのも、なんとも上品!って感じがします。
ジン上級者や香りや味わいが強いものが好きな人にはオススメ出来ます。
発送まではお時間かかる?
冒頭で紹介したサイトから購入すると、郵送の日時指定が最短でも10日間後でした。
10日後の予定がちょっと分からん…
こうなれば「いつでもいいや」と日時指定無しで発送するように頼みました。
そしたらなんと、次の日の夕方頃には「発送したよ」のメールが届き、結果的に注文(注文したのが日曜日でした)から3日程度でお家に届きました!
※この後よく見たら「お届け日指定をする場合、最短で6営業日以降から出来る」との表記を注文確認メールにて確認しました。なので、最短発送を希望の場合は「指定なし」を選ぶようにとありました。
梱包も丁寧で、壊れないように荷物梱包用のプチプチで綺麗に包まれて送られてきたので、細部まで心遣いが細かいなあ…とほっこりしました。
飲み方のおすすめ
オリジナル(白)は、ロックかソーダ割りで楽しむのがおすすめです。
私個人の意見なので「いや、そうじゃない」と思う人もいるかと思いますが、オリジナルは私的にはすこし香りや味わいに物足りなさを感じました。
なので、ジントニックにしてしまうと、トニックウォーターにジンの香りが負けてしまう感じがしました。
なので、そのまま楽しむロックか、香りの邪魔をしないソーダで割って飲んで楽しむことをおすすめします。
プレミアム(黒)はトニックウォーターで割っても十分にジンの香りなどを感じられたので、ジントニックとして楽しむことをおすすめします。
オリジナルもプレミアムもどちらにせよ「上品でバランスの取れたジン」だと思ったので、カクテル作りに使用したらまた、面白いことになりそうだなと思いました。
これから色々カクテルを作って飲む時に、積極的にこちらの赤鳥居のジンを使用してみて、味わいの変化を楽しみたいです。
まとめ
今回は、クラフトジン「赤鳥居」についてレビューを行いました。
赤鳥居オリジナル(白)と赤鳥居プレミアム(黒)の二つをまとめるとこうです。
正直、人の味や香りの感じ方って違いがあるし、私が感じた今回のレビューが正解なわけではないので、やっぱりご自身で飲んでみるのが一番かなと思います。
おすすめの飲み方とかもご紹介しましたが、やっぱり一番は「飲んで美味しい」と自分が思える飲み方で飲むことだと思うし、お酒は楽しく飲めたらそれでいいと思います。
これからも、クラフトジンを含め、色んなお酒を飲んでいこうと思うので、良かったらご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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おまけ
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