2022年6月ごろから地味に釣りにハマっている筆者ですが、この度は川へ旦那氏と一緒に「テナガエビ」釣りに行き8匹ほど釣りあげてきました。
釣ってきた時期は、8月下旬の曇りの日でした。
場所は「閖上港(ゆりあげこう)」近くのこちらの川です。※場所はこの記事で詳しく紹介します
この記事では、テナガエビ釣りの体験記を綴るとともに、場所の説明や実際に使ったエサ、などなどを紹介しているので、この夏テナガエビ釣りに挑戦してみたい方には参考になる記事となっております。
テナガエビ釣りポイント(場所)
まずは分かりやすく、グーグルマップさんで「閖上グラウンド」と検索してください。
するとこの画面になると思いますが、この地図の右側の川がテナガエビ釣りポイントとなります。
で、今回私たちが釣ったポイントは橋の真下の影になっているポイントです。
「閖上グラウンド」から「閖上東」に行ったところ、大体この当たりに川の下へ降りられる階段もあったので、降りて釣りを開始しました
テナガエビ釣りのエサ
本来であれば「イソメ」や「赤虫」で釣るのが主流ですが、YouTubeで見た動画で「生ハム」を使って釣っている動画があったので、今回はそれを真似てみました。
※実は1か月ほど前に、貞山堀で釣った時は「赤虫」を使ったのですが、赤虫が小さくて刺しにくいのと、手が赤虫の血でまみれて結構汚れるので、今回は生ハムにしてみました。
テナガエビ釣りのタックル(竿)
海釣りとちがい、タックルもリールはいらないのでこんな感じで超シンプル。
このシンプルさが、釣り初心者や、「初めて釣りをしてみたい」と思っている人にとって、一番オススメなポイントかもしれません。
仕掛けは、↓のような感じで、浮き(オレンジの4つの玉)と、ガン玉と、生ハムを刺した針のみの簡単設計。
ちなみにですが、仕掛けは下記のような感じで、ウキや重りと針が一式セットになって釣り具店とかで売っています。
なので、後はロッドとエサを準備すれば釣り自体は出来ます。
ロッドは長さによって変わりますが、↓のものは180で2,000円程度。
テナガエビを狙うコツ
ご覧の通り、橋(道路)の下の影になっている部分が狙い場所です。
お日様がガンガン照り付けている場所は、いくらエサを垂らしても誰も寄ってくる気配もなかったです。
岩と岩の隙間にこのように垂らしておくと、近くにいる場合にはすぐに当たりが確認できます。
水面にある浮きが「くいっ……くいっ」と水面下に沈むので、それがテナガエビがエサ(生ハム)に気づいて、持っていこうとしている合図。
ここで引いてしまっては、まだテナガエビがお食事中ではないので、釣れずにバレてしまいます。
この待つ目安の時間がじれったいし難しい!
最初は「くいっ」と水面下に沈むのが嬉しくて反射的に「えいっ」と引いたりとかしてしまいましたが、これだと永遠釣れないのでお気を付けを。
ちなみに、岩と岩の間に根がかりして、意外と仕掛けが無くなることが多いので、仕掛けは6個くらいの予備を持って行った方が良いです。
で、なんやかんやしているうちに、今日の初ヒットは旦那ではなく私でした。
嬉しくてエビに全くピントが合わずに撮った写真…笑
で、釣り方のポイントとか、コツはこの方の動画を参考にしました。
テナガエビの釣り方を具体的に見てみたい人にはかなりオススメです。
釣れたエビの持ち帰り方
釣れたエビは、釣った時の針による傷や酸素不足によりすぐに死んでしまいます。
エビなどの甲殻類が死ぬとすんごい臭いんです。
それはもう食べることは無理なレベルで。
なので、エビを釣って持ち帰って家で美味しく素揚げにして食べるためには「生きたまま持ち帰る」ことが絶対条件となります。
そのため必要なものは、酸素を送り出すエアーポンプは必ず用意してください。
こんな感じで最終的に、この日は8匹くらい釣れたんですが、ご覧のように、ブクブクで酸素を常に入れてあげて死なないようにしています。
私の場合は、釣れたエビを入れる発泡スチロールに、家から持ってきた水道水を入れて、ブクブクセットして、2時間おきくらいに水替えしました。
また、このようにしてエビに泥などを吐かせることで、食べた時の泥臭さが無いようにする目的もあります。
必要な道具のまとめ
ある程度釣りに行っている人なら問題ないでしょうが、あらためて今日持っていった道具を軽く紹介
- ロッド(竿)
- 仕掛け 6個くらい
- エサ(生ハム)
- クーラーボックス
- 釣れたエビを入れる発泡スチロール
- エアーポンプ
- 発泡スチロールに入れる水
- プライヤー
- ピンセット
- 針外し
- アルコールウエットティッシュ
- 帽子
岩と岩の間を狙うため、結構根がかりしやすく、仕掛けが川の底へさようならー、してしまうことも多いので、仕掛けは予備含め多めに持っていくことをオススメします。
あとは魚とは違い、ピンセットの方が針を外しやすいことも多々あり、これも持っていって損はないでしょう。
※ちなみに、私たちは、テナガエビを発泡スチロール(フタ付き)に入れ、エアーポンプを設置して、どうにかこうにか発泡スチロールの蓋をして、車で持ち帰っていますが、実用的なこういうものも売られているので、頻繁に行くようならやっぱりこれ欲しいなあ…と思う。
ちゃんとエアーポンプが入る収納場所もあって、凄く使いやすそうです。
調理後
ちょっと焦げたのもいるけど美味しく揚がりました。
私たちが釣り始めたのが大体午後の13時半すぎ~18時くらいの間で、集中的に釣れたのが14時~16時くらいだったんですね。
で、家に帰ってきて、片付けしたり、お風呂入ったり、軽いおつまみで飲み始めたりと、、、実際にエビを調理しようと作業始めたのが21時すぎだったと思います。
家に帰ってきてからも一度水替えを行って、その間も勿論ブクブク入れたままだったので、ざっと5,6時間くらいの泥吐かせタイムを設けたわけです。
「まだ短いかな…食べたら泥臭いだろうかなー」と思いつつも、酒で絞めて塩で表面を揉み、流水で流した後に水気を切って、油へどーんと入れて素揚げにしましたが、問題なく美味しかったです!
「泥臭い」とかも感じずに普通にお酒のおつまみとして食べれましたよ。
まとめ
今回のテナガエビ釣り記録のまとめとしてはこうです。
海釣りと違い、リールが無いただの一本竿で、当たりが来たら、「エビちゃんが食べたタイミング」を自分で計算して引き上げると釣れます。
ただ、これがね、なかなか難しい。
「いいかな?」と思って引き上げるとバラシてしまったり、「今か!」と思って引き上げると遅すぎてエサだけ取られたり…とかね。
当たりがあっても、すぐに竿を上げてちゃ釣れない、、、なんて難しいんだ…。
でも、このエビとの駆け引きが、これがまた楽しいんです。
簡単そうに見えて実は奥深いテナガエビ釣り、ぜひこの夏、お子さんやお友達と行ってみてはいかがでしょうか。
テナガエビ釣りのシーズンは大体8月までなので、行きたいと考えている方はお早めに計画立ててみてくださいね。
おまけ
普段は、お酒に関するブログを書いてます。
良かったら気になる記事を見ていってください。