飲みすぎた翌日に起こる「二日酔い」
二日酔いの、吐き気と頭痛と倦怠感もろもろのキツさは凄まじいですよね。
ああ、何で昨夜はあんなにはしゃいで飲んだんだろう…
昨日の楽しい思い出はどこへやら、こんな風に後悔した人も多いはず。
そこで、
この記事では、そんな二日酔い真っ只中の人も、二日酔いを経験したことがある人も、二日酔いになったときに今すぐ実践できる「二日酔い解消方法」を紹介していきます。
既に出回っている情報もありますが、薬を買ったり、特別なことをしたりせずに治す方法なので、実践してみてくださいね。
二日酔いを治す方法
二日酔いの解消方法は以下の3つです。
詳しい内容は次の項目で解説していきます。
水を飲もう
お酒には利尿作用があります。
お酒を飲むとトイレが近くなるのはその効果です。
また、お酒を飲むと、摂取したアルコールを分解するために体の中で水分が使われ、血中のアルコール濃度はMAX状態です。
つまり体は脱水状態+アルコールの飲みすぎによりとにかく大変な状態なんです。
脱水状態になると吐き気や頭痛も起こるので、とにかくまずは水を飲んでください。
アルコールを分解するためには体の中の水分が使われるけど、尿としてバンバン出ていくから体は脱水状態になるんだね。
まじでお水を飲むのは大事!
ご飯を食べよう
これは、私のモットーとしていることです。
めちゃくちゃ効果抜群だと思っています。
理由としては、
アルコールを飲みすぎた日は、食べ過ぎたときのように胃も荒れています。
アルコールの飲みすぎで胃酸が沢山出たことにより胃も痛かったり、何か表現しにくいお腹の不快感があったりしませんか?
なので、この沢山出すぎた胃酸を緩和するためにとりあえず「ご飯」食べましょう。
とりあえずお米やパンなどの炭水化物を摂って、卵焼きとか味噌汁とか飲んでおいたら、1時間後くらいにはかなり改善します。
食事と同時にお水も沢山飲んでくださいね。
しじみの味噌汁もアルコール分解を助けるのでおすすめです
グレープフルーツジュースを飲もう
ビタミンCが多く含まれる果物類には、アルコールの分解を早めてくれる効果があります。
また、果物に含まれる糖分は、この分解をお助けする効果もあり、摂取すると二日酔いに即効性があります。
生の果物が良いのですが、なかなか手に入りにくいと思うので「果汁100%のグレープフルーツジュース」が一番おすすめです。
お水を飲んで、ご飯を食べて、グレープフルーツジュースを飲むとかなり改善してきますよ。
二日酔いとは?二日酔いの症状などを改めて知ろう
二日酔いとは、言わずもがなですが、お酒を飲みすぎた翌日に起こる「頭痛や吐き気」などの体調の不調のこと全般を言います。
でもそもそも何でこんな不調が起こるんだろう?
簡単に言うと、アルコールを体の中で分解しきれていないから
です。
細かく説明は以下をご覧ください。
お酒を飲むと体内では、胃や小腸で吸収された後、肝臓でアルコールの分解が始まります。
アルコールが分解されると、アセトアルデヒドと呼ばれる物質になり、更に分解されて、酢酸と呼ばれる物質に変わります。
これが更に全身に回り、水と二酸化炭素に変えられ、それらは吐息や汗、尿として体外へ排出されます。
肝臓のアルコール分解能力を超えてアルコールを飲むと、体の中でアセトアルデヒドが大量に残ってしまいます。
このアセトアルデヒドが二日酔いの不快症状を引き起こす原因となります。
トイレの回数と二日酔いの関係?
ここで唐突ではありますが、私の経験談を一つご紹介します。
私は、飲み会などに行くと誰よりもトイレに行く回数が多いです。また、お酒は自分自身、「強い分類」に入るんだと思っています。
その理由がこの「おトイレの回数」にもよるのかなあ…なんて昔から思ってました。
お酒を飲む→分解してすぐにおトイレで排出。的な感じで。
私よりもはるかにお酒の強いキャバクラ勤めの友人、社長夫人、泡盛がぶがぶ飲むおじさん…数々の酒場で色んな人を見てきましたが、強い人はトイレの回数も多い気がしています。
逆に弱い人はトイレに行かず、顔が赤くなって酔っているイメージ。
あくまでも私のイメージです。
尿が出るのはいいけど、その分体は水分不足だから水もちゃんと飲まないとです!
二日酔いせずに飲む方法
出来れば二日酔いをせずに「楽しくお酒を飲みたい」のが本音ですよね。
そこで、二日酔いをせずに飲む私なりの方法がこちらです。
どれも次の飲み会から簡単に実践できる方法なので、試してみてくださいね。
自分のペースで飲む
これが一番大事だと思います。
どんなに周りがかっこつけて早いペースで飲もうが、それに合わせる必要はないんです、周りは関係ないです。
まずは自分のペースで楽しく飲みましょう。
お酒は「騒ぐ」ために飲むのではなく、「味を楽しむ」ために飲めるようになるよう、意識してみましょうね。
氷を溶かしながら
氷を溶かしてアルコール度数を下げてゆっくり飲んでみましょう。
例えばですが、ハイボールを頼むとします。
注文して届いてすぐ飲むと大体ハイボールの度数は7%~9%くらいです。
そのくらいの度数でも、強いと感じる人は、届いてから少し口をつけて、その後5分後、10分後、、、といったかんじで、段々氷を溶かして、アルコール度数を下げて飲むことをおすすめします。
誰にもバレずに(?)自分のペースで飲むことが出来るし、自動的にアルコール度数を下げることが出来ますよ
グレープフルーツジュースとともに
二日酔いの解消方法の時にも登場しましたが、お酒を飲んでいる最中にもおすすめですよ。
先述したように、果物にはアルコールの分解を助けてくれる効果があります。
飲んでいる最中から、途中でグレープフルーツジュースを頼んで飲むことで、酷く酔ったりすることを抑えることができます。
グレープフルーツで割ったお酒を頼むのも良いかもですね。
お酒と同じ量の水を飲む
これはもう鉄板ですね。
あまり飲みなれていない人や、お酒が弱いと感じているなら、お酒を頼むとともにお水もちゃんと飲みましょう。
同じくらいの水を飲んでおけば大丈夫ですが、そこまでの量を飲むのが無理なら、コップ1杯分は最低でも飲むなど、二日酔いをしても酷くならないように対策しておきましょう。
迎え酒で二日酔いが治るのは本当?
これ、色々調べてみたところ「迎え酒で二日酔いが治る根拠は無い」とのことでした。
まあ、普通に考えればそうですよね。
二日酔いをしている時点で、体が分解できるアルコールの量を超えている状態ですから、そこに更にアルコールを入れたらむしろ危険です。
なので、「二日酔いの朝に更にお酒を飲んで治そう」なんてことはしないで下さいね。
私は二日酔いをしたとしても、遅くてもその日の夕方には二日酔いから完全復活するので、また飲んでしまうんですけど、夕方になっても体調が悪い場合は流石にその日は飲まないです。
二日酔いした日くらい飲むなよ、っていうのが当たり前なんですが、これは自分の体や生活環境と相談して、楽しく安全にお酒を飲みましょうね。
まとめ
今回の記事では、二日酔いを解消する方法をご紹介しました。
あらためておさらいするとこうです。
二日酔いの解消方法は上記となります。
お酒はとても美味しく、飲み会だって楽しいですよね。
だけど、危険な飲み方や翌日二日酔いになってしまって、お酒のことを嫌いになってしまうのは残念だな、と私は思います。
なので、自分がどれくらいの量をどのくらいのペースで飲めるのかな、ってところはある程度理解して、自分にあったペースで楽しく飲んでいただけたら、酒好きの一人としては嬉しいです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。