皆さんは、鍛高譚(たんたかたん)というお酒を飲んだことはありますか?
その語感の良さに惹かれた人も少なくはないはず…!
だけどいったいどんな味なのか想像がつかない!
そんな、謎のお酒を今日はご紹介していきます。
鍛高譚ってどんなお酒?
鍛高譚の中でも色々と種類が出てるんですが、今回私は、左から「鍛高譚の梅酒」と「赤鍛高」の商品を購入してきました。
ちなみに、私も含め間違ったんですが、スタンダードなものはこちらの青いパッケージの商品です。
名前の由来は?
で、気になるのはその名前の由来。
実は、たんたかたんはこんな意味があるんです。
最後についている「譚(たん)」が、「物語、お話」という意味を持っています。
つまり、名前を分かりやすく言うと「カレイの物語」になります。
鍛高譚のパッケージにもカレイのデザインが描かれていますよね。
カレイが海に住むお魚を助けるために、たんたか山という麓にあるしそを取りに行った。というお話から付けられたそうです。
詳しく知りたい方は、ぜひ、鍛高譚の公式サイトでこちらのカレイのお話を見ていただければと思います。どういう味
スライムグラスに同量の原液を出して比較して飲んでみました。
- 鍛高譚の梅酒は、甘すぎない梅酒にしその香りが絶妙にマッチ!!(画像左)
- 赤鍛高は、ずばり、しそ!!!(画像右)
画像左の、鍛高譚の梅酒の方は、甘すぎない梅酒で美味しかったです。
更に、しその風味も後からふわっと来るので、甘すぎない梅酒を求めている人にはぴったりです。
梅酒ばっかり飲んでると飽きてくるけど、しその香りもあるから飽きずにずっと飲める感じ!
画像右の、赤鍛高は「しそ、ダイレクト!甘みは全くねえぜ!」と言った感じ。
実はそれもそのはず、赤鍛高は、青いパッケージの通常の鍛高譚の5倍以上のしそが使用されてます。
しそ好きな人にはたまらないお酒だと思います。
女性向きかなと思いました。
▼ちなみに、画像に移っているスライムグラスが気になった方はどうぞコチラの記事をご覧ください
どういう飲み方で飲むの
パッケージの横にご丁寧にも飲み方が詳しく書かれていました。
飲み方のおすすめ別にどんな味わいになるか解説していきます。
飲み方①ハイボール
炭酸水を入れて割って飲む飲み方です。
一番定番でスタンダードな飲み方かと思います。
しその風味と炭酸の刺激が相まって、夏にぴったりの爽快感のあるお酒になります。
飲み方②ロック
氷に鍛高譚を注いで飲むだけ。
一番手軽な飲み方です。
鍛高譚のアルコール度数は20%くらいなので、ウイスキーなどに比べると低めです。
そのため、ロックでもそこまで酔いを気にせずぐいぐい飲める飲み方だと思います。
飲み方③水割り
お水を入れて割って飲む、飲み方です。
通常の焼酎の水割りは氷を入れずに作りますが、鍛高譚のイメージは爽快感とスッキリ感。
なので、氷を入れてキンキンに冷やして水で割って飲む飲み方があってもいいと思います。
夏場に飲むのがおすすめですね。
飲み方④お湯割り
寒い季節にだって鍛高譚は活躍します。
通常の焼酎のお湯割りのようにお湯で割って飲みます。
しその香りと温かいお湯で飲むと体もポカポカして心地よい口当たりです。
飲み方⑤炭酸&ベリーとともに
鍛高譚のパッケージの裏の「飲み方」にもおすすめされていた飲み方です。
私は冷凍のベリーミックスをひとつかみ入れて飲んでます。
もともとの鍛高譚の酸味と、ベリーミックスのフルーツの酸味が混ざって、これもまた美味しいんです。
女性にはおすすめな飲み方ですよ。
飲み方⑥ジュースで割って飲む
オレンジジュースやオレンジジュースの炭酸飲料など、果汁ジュースと割って飲むのもおすすめです。
ジンジャエールや、トニックウォーターなんかと合わせてもさっぱりした美味しい飲み方になりますよ。
梅酒と違う?
今回の記事で紹介した「鍛高譚の梅酒」は梅酒ですが、それ以外の鍛高譚のシリーズはしそ風味の焼酎です。
梅酒との大きな違いは甘みがあるかどうかです。
「スタンダードな青いパッケージの鍛高譚」と「赤鍛高」に甘みは全くないので、梅酒と勘違いして買わないように注意してくださいね
すっきりした梅酒を探している場合にはこちらの「鍛高譚の梅酒」はかなりおすすめですが、それでも、しその風味はいい意味で付きまとうので、しそが苦手な人は不向きでしょう。
加工すればバイスサワーになる?
全日本バイス愛好家の会長である私(ウソ)としては、似たような色の「バイスサワー」との比較はしてみたい…。
ってことで、一応、色の比較写真です。
また、鍛高譚をどうにかこうにか加工してバイスサワーの味に近づけないか?
という実験欲が出てきたので実験してみます。
愛しのバイスサワーに近づけることは出来るのか??
※まず、そこまでしてバイスサワーの味にしたい筆者の熱意を知るためにも、バイスサワーを知らない人はこちらの記事を良かったら見てください
まず、「赤鍛高譚」ですが、
これはしそがどうしても強すぎて、バイスに変身不可と判断しました。
もうこれはこれとして飲むのが一番いいと思います。
そりゃそうだ…。
続いて期待が持てる「鍛高譚の梅酒」
トニックウォーター入れたらいい感じの甘みがついてバイスサワーに近づくのでは?
そう思って開始してみました。
▼トニックウォーター(微量の苦みもありつつ、甘みが強い炭酸のこと)
結果、全然バイスサワーと違う……
そりゃそうだ…。(2回目)
多分だけど、バイスサワーの魅力はあの完成された、しそとうめとリンゴ果汁の配合なんだと、改めて、偉大さを認識しました。
素人がそんな簡単に作れるものではない…
そう思い、今回の実験の結果としては、「鍛高譚はバイスサワーにはなれないし、バイスサワーは逆に鍛高譚になれない。みんな違ってみんないい」となりました。
気になるカロリーや糖質は?
「鍛高譚の梅酒」は、100mlに対してカロリーが106kcal、糖質の表記は無し。
「赤鍛高譚」は、100mlに対してカロリーが120kcal、糖質は0。
ちなみにビール100mlでは、大体平均してカロリーが40kcal、糖質4g。
これだけみると、鍛高譚たちの方がカロリーが高いように感じますが、お待ちください。
ビールは100mlをそのまま飲みますが、鍛高譚たちは、割り材として飲みます。
鍛高譚をグラスの1/3で入れて、炭酸を2/3入れて飲んだとすると、入れる量や飲んだ総量などにもよりますが、ビールより低いカロリーとなります
また、鍛高譚は焼酎で蒸留酒となるので糖質は0に近く、ビールに比べて太りにくいお酒、となります。
▼「蒸留酒」の意味を詳しく知りたいならコチラをご覧ください
まとめ
最後に今回の記事のまとめをします。
コンビニや酒屋、スーパーでもよく目にする鍛高譚ですが、改めてどんなお酒かって気になったことある人には、興味を持ってもらえたんじゃないかと思います。
この強い「しそ感」を感じたい人には是非とも飲んでほしいです。
多分女性とか、さっぱりしたものを飲みたい夏とかにはオススメかなと思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。