バイスサワー、それはご覧のとおり、真っ赤なピンク色のお酒。なかなかお目にかかれないので「幻のサワー」と呼ばれています。
東京の下町では、定番のレモンサワー系のほかに、この怪しいピンク色をした「バイスサワー」が人気なんです。
お酒に詳しくない人だと「これ、いったい何?」って思いますよね。
気になるバイスサワーの味は、赤しそ&ちょっとしたリンゴ酢の甘さもあり、すんごくさっぱり。
味のイメージは、リンゴ酢とかのさっぱりしたドリンクに近いです。
ただ他の飲み物と違うのは、酸っぱすぎず、甘すぎない!
これがバイスサワーのいいところ。そんなバイスサワーについて、おそらく誰よりも愛してやまない筆者が飲み方や作り方、購入場所などを徹底解説していきます。
バイスサワーについて飲んでみたいけど、「どこで買ったらいいの?」「作り方は?」と悩んでいる人にとっては必見です。
ちなみに、鍛高譚って何よ?と気になった人はこちらの記事があります。
下町で人気のバイスサワーとは?
- 株式会社コダマ飲料が製造元
- 爽やかなしそと梅の味。かろやかな酸味が特徴
- 焼酎などで割って飲むため、バイスサワー自体にはアルコールが入っていない
- 炭酸飲料
東京の下町で愛されるバイスサワーの最大の特徴は、さっぱりとした味。そして「バイス」自体にはアルコールが含まれていないことだと私は思います。
バイス自体にアルコールが含まれていないため、我々酒飲みが飲むときは、この後紹介する「焼酎」を入れて、こちらの「バイスサワー」を入れて飲みます。
※ちなみに、こちら1本の販売価格は大体100円~120円前後で売られています
気になるバイスサワーのカロリーは?
コダマ飲料の公式サイトで確認したところ、カロリーも上記のとおり、低めであることが分かりました。
太りやすいお酒の代表「ビール」が100mlあたり39kcalで糖質3.1gなので、糖質ゼロなのとカロリーが低いのはダイエット中の人にとっても嬉しいのではないでしょうか。
バイスサワーの味わいも「すっきり、さっぱり」って感じなので、ビールと違い罪悪感も無く、「これ飲んだら太る…」と気持ち的にも思わず飲めるのが嬉しいところです。
バイスサワーってどんな味?
梅としその味です。本当に梅とシソの味なのでとにかくさっぱり。爽快感はんぱない。
だけども鍛高譚のような「ガツンとシソです!」ってほどのシソ感はなく、梅酒ほどの「梅です!」ってほどの梅の主張の強さはない。とにかくバランスの取れたさっぱり飲料なんです。
また、嫌な甘さはゼロです。
この可愛らしいピンク色のせいで、シロップのようなイメージを持たれ「凄く甘そう…」と思われがちですが、驚くことに甘さは無いんですよ。なので色は可愛いですが、大人な飲み物なんです。
また、他の人の口コミなどを見ると、「小梅キャンディーのあの梅味にそっくりだ」と言われているのを目にしました。確かに駄菓子屋の感じというか、昭和の香りが漂う味というか、どこか懐かしい気もします。
リンゴ果汁も入っているおかげで、酸味と甘みのバランスが取れている感じ。
とにかく夏に飲むとハマるスッキリさっぱり感。
バイスサワーのピンク色は何で?
で、このピンク色、危ない着色料使ってるんじゃないか?体に害はないの?と思われるかもですが、安心してください。シソから出た天然由来の色です。
このピンク色はシソから出た色そのもので、加えて着色料なども入れてないんです。それでこの鮮やかさはすごい!
この鮮やかなピンク色のおかげでインスタ映えや写真映えにもなり、若い女性の間でも人気があるんだとか。Twitterでも私含め「バイスサワー」でツイートしている人が多数です。
ツイッターでも口コミがたくさん
バイスサワーの由来
バイスってなんだ?と思ったところ、「梅(うめ)」を「ばい」と読ませて、酢と組み合わせた「バイス」が生まれたそう。
バイスサワーにお酢は入っていないのですが、おそらくその「すっきとした味わい」を連想してほしいがために「バイス」と読ませたと考えられます。
バイスサワーの作り方は?(飲み方)
画像にある左側にあるような焼酎(キンミヤ焼酎がオススメです)で割って作ります。具体的な手順はコチラ。
比率は、焼酎4:バイス6 くらいで、自分が好きなように変えられるところがいいとことです。
お酒が弱い人はもう少し焼酎の比率を下げてもいいですよ。
こんな感じで大体焼酎を1/3入れます。
続いて、バイスサワーをシュワシュワッと加えれば完成!
バイスサワー作りに最適な焼酎は何?
キンミヤ焼酎の良いところは安くて美味しいところです。
焼酎ってクセがあるイメージだと思いますが、この焼酎はクセが無く美味しく飲めます。
私も初めての焼酎デビューはキンミヤ焼酎でした。本当にクセが無いので、キンミヤ焼酎を炭酸でただ割って飲んでも美味しいですよ。
実の父にもキンミヤ焼酎を勧めたら、「何これ美味しい」と感動して、最近は定番で父も飲むようになりました。
どこで売ってる?購入場所について
こんなに好きなのに、スーパーなどでは見たことが無いです。基本的には酒屋さんで多く売られています。
私は「酒のやまや」さんで買うことが多いです。
その他にも「業務スーパーで見た」との口コミもネットでチラホラ見かけました。
ただ、ご覧のとおり「ビン」で売られているので、量を買うと重い。
なので買う時もそんなに本数は買えないし、ビンと缶の回収日の時に結構大変になります。
近くに売っていない場合には、通販で買うのもおすすめ
バイスサワー、実は原液でも売られています
今まで紹介していたのはビンのタイプでしたが、実はバイスサワーの原液というものも売られています。
注意点として、こちらのペットボトルタイプの商品は「原液」なので、今回熱く語ったビンのバイスとは違い炭酸は入ってないのでご注意を!
原液で買った場合には、炭酸水も必要になるので忘れずに!
バイスの原液で作る場合、炭酸水も別途必要になるので忘れないようにすることと、焼酎と炭酸の割合なども自分で自由に出来るので、「もっとバイスを感じたい!」と思う人には持ってこいかなと思います。
コダマ飲料の公式サイトの説明では、こちらのバイス原液1本で、バイスサワーを30杯~34杯作れるとのことでした
詳しく知りたい方は、原液を購入した記事もコチラにあるのでご覧ください
バイスサワーとよく合う料理
最後に、うまい酒にはうまいつまみが必要なのですが、バイスに合わせる料理オススメをご紹介。
- からあげ
- 天ぷら
- もつ煮
- 焼き鳥
- 餃子
バイスサワーが本当にさっぱりした味わいなので、こういう味の濃いおつまみや、脂っこいおつまみと合う!とにかく合うんです!
脂っこい料理を食べたあとにすっきりのバイスで流しこむと、これがまた、いくらでも飲めちゃうんだなあ……(遠い目)
バイスサワーのまとめ
今回紹介した謎のお酒「バイスサワー」まとめるとこんな感じ。
バイスサワーって? | |
---|---|
一本の販売価格 | 100円~120円くらい |
味は? | 梅とシソの味、ほのかにリンゴ果汁の甘さでスッキリ |
バイスサワー自体のアルコールは? | アルコールゼロ |
飲むために必要な割り材は? | キンミヤ焼酎 |
バイスの原液の場合、必要な割り材は? | キンミヤ焼酎、炭酸水 |
「知る人ぞ知る」って感じのお酒なので、基本的にみんな知らないです。
居酒屋でも大衆居酒屋とかどこか昭和の香り漂うところじゃないと置いてないので、これを知ってたら「通(ツウ)」の仲間入りなんじゃないかなと思います。
あまり売られていないから幻のサワーとも呼ばれるんだね。
私がよく行くやまやでは常に私のために置いていてほしいので、あんまり人気になってほしくないですが、もしお酒好きな人は一回試してもらえると嬉しいな、なんて思ったりします。
▼キンミヤ焼酎とバイス原液のセットもあったので良かったら(クエン酸も付いてます)
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