酒屋さんやスーパー、コンビニ、bar、居酒屋、、、酒にまつわる場所には必ずといっていいほど、こちらの「ビーフィーター ジン」を見たことが無いのでしょうか。
お酒にあまり興味がなく、そんなに飲めなかった時は
これ何のお酒でどうやって飲むんだ??
とスルーしていましたが、今ではお家に必ず1本はストックしてあるジンの1つになりました。
そんなお酒に馴染みがない時からでも、どこでも目にしていたビーフィーターですが、なぜこんなに目にするのか、歴史や、価格、その味わいの特徴などを、どこよりも詳しく優しく解説していきたいと思います。
「このお酒、どうやって飲むのか気になってたんだよね」
「値段ってどれくらい?お店によって変わる?」
などの疑問にも徹底的に解説していくので、良かったらご覧ください。
そもそもジンってどんなお酒?
そもそもジンって何?
って人に簡単に説明するとジンとはこんなお酒です。
無職透明で、度数がかなり高いお酒のことをジンと言います。
そのほかに、ジンの特徴としては、ハーブやシトラスなどの香りがあることも挙げられます。
ジンを作る際、様々なハーブやシトラスなどの食物をジンの素となるお酒とともに24時間漬け込みます。そのため、他のお酒には無い独特な香りが魅力的なお酒なんです。
●もしもジンについてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
ビーフィータージンの歴史
本題に入りますが、ジンの中でもよく見る「ビーフィータージン」には、どんな歴史があるか気になりますよね。
かなり、軽めのノリで見やすく解説すると、歴史は下記な感じです。
ビーフィーター ジンは、薬剤師だったバローさんという方が作りました。
バローさんは、なんやかんやあって、お酒の蒸留所を買いまして、その後、1863年に会社を立ち上げ、ビーフィーター ジン作りを始めます。
当時のイギリスでは、ジンを作る時にはまだ柑橘系のもので香り付けをしていませんでした。
が、バローさんは
オレンジとかレモンとかで香り付けしたら美味しくなるんじゃね?
と思い立ち、それを実行します。
この製法は今もなお受け継がれていて変わっていません。
ビーフィータージンを作る際の香り付けの原料は、今も変わらずオレンジとレモンだけ。
ライムが使われることが多いジンですが、ライムは一切使っておりません。
そんな特徴のあるビーフィータージンですが、それからというもの、「ビーフィータージンは美味しい!」と評判になり、今でも長らくその味が愛されております。
ビーフィータージンの名前の由来
ビーフィータージンは「beef eater(ビーフ イーター)」からきています。
直訳で、「牛を食べる人」
なんでそんな名前?となりますが、これはビーフィータージンのラベルデザインに描かれているイギリス傭兵の絵から、この名前が名付けられています。
当時のイギリスの傭兵たちは、王室に近い仕事をしていたため、一般的な庶民に比べて、美味しくて高いお肉(つまり牛肉)をたくさん食べていたそうです。
この事柄から、ビーフィーターと名付けられたそうです。
当時のジンは、「タンカレー」や「ゴードン」など、創立者の名前から取ることが多かったのですが、そういった意味でも、こんな斜め上の名前を付けたバローさんは、かなりアウトローな性格だったんだろうなと思います。
ビーフィータージンの味の特徴
やっぱり1番落ち着くハウスジンとして、家に常備しておきたい1本です。
そのまま炭酸と割っても良し、ジントニックにしても良し、カクテル作りのベースのお酒としても良し。
とにかく何で飲むにしてもバランスが良く、安定して飲めます。
私もジンに初めてハマった時は、ビーフィーターからだったので、そこから色々飲みましたが、なんだかんだ落ち着きます。
お値段が高いジンや、様々な工夫がされていて、中には甘みが強く感じたり、特徴的なボタニカルな香りのジンも飲んできましたが、それらには無いガツンと感。
これぞジン!みたいな少々荒々しい部分があって、私はとても好きです。
ビーフィータージンのおすすめな飲み方
この2つがオススメです。
まずは、炭酸割でビーフィーター ジンの本来の味を感じて欲しいのが私の願いです。
ビーフィータージンは、柑橘系のさわやかな香りがとても美味しいです。まずはその香りや味わいを炭酸割りで飲んでみてください。
そして、ビーフィーターの歴史のところで軽く触れましたが、ビーフィーター ジンでは、香り付けのボタニカルにライムは使っていません。
なので、出来ればライムではなく、レモンを絞って、香り付けして炭酸割で飲むのをおすすめします。
※ライムを絞ってしまうと、せっかくのビーフィーター ジン香り付けしたレモンの風味などが、ライムで誤魔化されてしまうため
そのほか、カクテルにも出来るので、そんな意味でも1本常備しておくと、お酒ライフが楽しくなります。
ビーフィータージンの価格・値段の相場は?
何でも値上がりの時代ですが、おおよそ1000円代で購入出来ます。
たまに安く売っているお店だと、900円代です。
※何年か前は、どこのお店でも900円代だったんですけどね…値上げの波が辛いです。
そんな値上げの世の中なので、我が家ではたまにネット通販に頼ることもあります。
ちなみに、アルコール度数の違いで、40度と47度のものが売られているので、あまりお酒に強くない人は40度のものを選ぶと良いですよ。
※アルコール度数の違いなだけなので、味に変わりはありません
まとめ
ビーフィータージンの歴史や味わいの特徴などをまとめるとこうです。
ふむふむ。長らく愛されてきたビーフィータージンにはこんな背景があったんだね。と、私も記事を書くために色々と調べながら思いました。
可愛いパッケージと手に取りやすい価格で、これからもずっとずっと愛されるジンの1本となるでしょうね。
私はこれからも飲み続けていきますよ!
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