宮城県にあるニッカウイスキー工場、その名も「宮城狭蒸留所(みやぎきょう じょうりゅうじょ)」
無料で工場見学、試飲、ショップでの購入ができるため、観光客のみならず地元の人、酒好きが訪れる有名なスポットです。
が、所在地は「宮城県仙台市」にあるものの、場所がめちゃくちゃ田舎で遠い場所にあります。
そのため、観光で行く人からするとちょっと下調べが面倒…。
そこで、この記事では仙台駅から宮城狭蒸留所までの行き方を詳しく解説していきたいと思います。
筆者も実際に行っておりますので、行く前にはぜひお目通しください!
※ちなみに見学の内容はコチラの記事ですので良かったらご覧ください
蒸留所までの行き方
では、宮城狭蒸留所までの行き方をご紹介します。
観光などで行く場合、電車で行く方法とバスで行く方法に分かれるかと思います。
まずは、電車の場合の簡単な経路順はコチラ
電車の場合
- JR仙台駅⇒JR作並駅(電車移動)
- JR作並駅⇒バスの停留所「作並駅前」まで(徒歩)
- バスの「作並駅前」⇒バスの「ニッカ橋」停留所(バス移動)
- バスの「ニッカ橋」停留所⇒蒸留所(徒歩)
続いて、バスの場合の経路はコチラ
バスの場合
- 仙台駅⇒ニッカ橋「停留所」(バス移動)
- ニッカ橋「停留所」⇒蒸留所(徒歩)
所要時間や、詳しいことは続いて説明していきます。
電車で行く場合
まず、使う電車の路線、所要時間などはこちらです。
仙台駅から宮城狭蒸留所へ電車で行く場合、仙山線という仙台と山形を繋ぐ路線に乗り、約10駅先の、作並駅で降ります。
なお、こちらの路線は1時間に1本ペースで発車しています。
1時間のうちに何本も発車する路線ではないので、時間に乗り遅れないように気を付けてください
JR作並駅で降りた後は、バスに乗るために、3分ほど歩いてバスの停留所「作並駅前」に向かってください。
バスの作並駅停留所は歩いて2,3分のすぐそこにあります。
バスを待って、「作並温泉元湯→仙台駅前行」に乗って、1駅先のニッカ橋で降りましょう。
バスは真ん中から乗って、バスの先頭から降りるタイプ。
料金は降りる時の後払い。
Suica対応しているので、乗る時と降りる時に「ピッ」とかざすだけでOK。
ニッカ橋で降りたら、もう目の前には、こんな感じで宮城狭蒸留所があります。
が、ここから受付までやたら歩きます。
え?俺が調べたら、「ニッカ橋のバス停から蒸留所までは徒歩3分」って書いてたよ?
そんな歩かないでしょ~
それが違うんです。
GoogleMapなどで調べて出てくる3分は、あくまで蒸留所の敷地内の入り口に入るまでが徒歩3分と記載されております。
実際は、下記のように、ニッカ橋のバス停から、宮城狭蒸留所の受付の建物までは約12分歩きます。
その時、ひたすら歩いた時の画像がコチラ。
宮城狭蒸留所の敷地内には既に入っているんですが、言うても工場なのでね、めちゃくちゃ敷地が広いんです。
受付まではこんな感じの森の中を歩いていきます。
宮城狭蒸留所の評判みたいなところにも、この「受付までの歩く距離が想像より長い」とのコメントが多数あるので、あらかじめ認識しておくといいです。
電車での帰りのルートは?
帰りは、当たり前ではありますが、来たルートと反対の経路で帰ることができます。
来た時と反対側にある「ニッカ橋(バス停)」で「作並温泉元湯行」に乗って、JR作並駅まで行きます。
作並駅(電車)⇒仙台駅(電車)で帰ることができますが、この路線、1時間に1本とかの時もあります。
また、作並駅自体、小さな待合所があるくらいなので、ここで1時間待つことにもなる可能性があることも予め頭に入れていてください。
電車(金・土・日・祝)に行く場合
金曜日、土日、祝であれば下記のとおり無料シャトルバスが「作並駅⇔蒸留所」で運行されています。
電車で作並駅で降りたら、そこで無料シャトルバスが待機しているので、それに乗っていきましょう。
念のためもう一度言いますが、この無料シャトルバスは金曜日・土日祝のみです。
金曜日以外の平日は、いくら待ってもなんのバスも来ないのでご注意を。
私は盛大に勘違いをしていて、平日の水曜日に行ったんですが、待てど暮らせどJR作並駅に無料シャトルバスが来ないのでめちゃくちゃ焦りました。
※金曜日以外の平日は無料シャトルバスの運行は無いので注意
補足:電車で行く場合のよくある質問
作並駅から宮城狭蒸留所までは歩いて行ったらダメなの?
大いに、おすすめしません。
理由は先ほど言ったように、蒸留所の実際の受付の場所を考えた時、作並駅からは30分以上歩くことになること。
それから、めちゃくちゃ車通りが激しい道なのに、歩道が無い道なので、普通に危ない。からです。
※下記が、作並駅から蒸留所までのルートですが、かなり車通りが激しく危ないです
ちなみに私は、歩いていったのですが、もう二度とあの道は歩きません。
平日でもシャトルバスが迎えにくると勘違いして、作並駅から蒸留所までの行き方を調べてなかったので、やむを得ず、歩きました…。
それくらい車も良く通るし、しかも山道なので皆さんスピード出してます。
大きめのトラックもバンバン通る道です。
なのに歩道が無い。
ので、車の迷惑にならないように寄って歩きましたが、通る車にとってあそこを歩く歩行者は邪魔です。
歩く人も、車を運転している人もお互いが冷や冷やするので、歩きでは行かない方がいいです。
バスで行く場合
電車で行く場合に説明した路線のバスを使って行くことが出来ます。
もっと詳しい時刻表は↓から確認ができます。
仙台駅⇒ニッカ橋のバス時刻表はコチラ仙台駅からバスで宮城狭蒸留所に行く場合、仙台駅西口の、バス停14番乗り場から出ています。(2024年2月21日の情報)
なるべく最新の情報になるよう、私も注意はしていますが、仙台駅のバス停の場所はコロコロ変わります。
行く前には必ず仙台交通局のHPを見て行った方が無難です。
バスで「ニッカ橋」で降りたら、目の前に宮城蒸留所があるので歩きます。
目の前とはいえ、蒸留所の無料見学受付の場所まではやたら歩きます。
履きなれた靴で行くこと、結構歩くことを頭に入れておいてください。
既に「電車での行き方編」でその大変さは伝えているので、こちらからその内容をご確認ください。簡単に言うと、受付の施設までは12分も歩くので、暑い日とか雨の日とかめちゃくちゃ大変。
その大変さは、評判サイトとかでも多数コメントがあがるくらい
バスでの帰りのルートは?
なお、帰りは、行きとは反対側のバス停「ニッカ橋」⇒「仙台駅」の仙台駅行きのバスに乗って帰れるので、こちらも時刻表などはあらかじめ確認しておくと良いです。
ニッカ橋⇒仙台駅のバス時刻表はコチラ電車とバス、どっちで行くのがおすすめ?
で、結局どっちで行ったらいいの?ということで、時間、料金、利便性を考えるとこうだと思います。
ちなみに、シュミレーションの結果もあった方がいいと思うので、2023年5月18日(木)に仙台駅から行くとして比較した結果をお伝えします。(※2023年5月4日の情報)
電車の場合、乗り換えなどが発生するものの、料金はお安くなるし、バスに比べて早く着きます。
一方で、バスはお金が少し高くなるものの、乗っているだけで蒸留所の前のバス停まで着くので、手間が嫌な人にはおすすめです。
どっちがおすすめ!とは一概に言えないですが、乗り換えの手間が無いバスの方がいいかな…と感じました。
ちなみに、ご家族や友人、カップル、夫婦などの複数人で行く場合で、お酒を飲まない方がいる場合はレンタカーで行くのが一番いいかと思います。
他のサイトから予約するより断然安くてお得な、たびらいレンタカーさんは本当にオススメなので、ぜひ、レンタカー検索の際は参考にしてみてください。
車を使うと、電車やバスの時間に縛られることなく、かなり快適になりますよ。
車で行く場合、仙台駅から蒸留所まで、約35分の所要時間となります
ちなみに、仙台駅周辺は、さすが都市部なのでレンタカー屋さんも下記のような感じで沢山あります。
仙台駅から徒歩10分圏内にあるレンタカー屋さんがほとんどなので、レンタカー屋さん選びも、そこまで悩まなくてOKですよ。
まとめ
最後に、今回の記事のまとめるとこうです。
事前にしっかり調べていれば、作並駅から蒸留所まで、車通りが激しい道を30分以上も歩くことは無かったのですが、、、
なかなか行ったことがない場所をここまで調べるのも難しいと思います。
なので、皆さんは旅行の時間を有効に使えるように、よい旅にしていただけたらと思います。
楽しい観光にしてください。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
※仙台観光もあわせてお考えなら宿検索も忘れずに!
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今回記事にした宮城狭蒸留所の見学の内容についてはコチラの記事をご覧ください
ちなみに
来る時に降りた方のバス停「ニッカ橋」でまたバスを待って、そのまま仙台駅まで帰ることもできます。【作並温泉元湯→仙台駅前行き】
ニッカ橋⇒仙台駅のバス時刻表はコチラバスに乗っている時間は大体1時間で運賃は1010円