お酒の中でもラム酒って何?その種類や味わいの特徴を紹介

お酒
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ラム酒とは、甘い香りとカラメルを焦がしたような味わいが特徴のお酒です。

ウイスキーとは違い、このお菓子のような甘い味わいから、本当にお菓子作りにも用いられることが多いです。

また、「ラム酒」というと、有名な映画、「パイレーツ・オブ・カリビアン」でよく主人公のジャックスパロウや、仲間の海賊たちが豪快にガブ飲みしていたイメージがあると思います。

しかしながら、ラム酒はウイスキー等と同じで、度数が40~50度程度になるので、普通の人間ならあのような飲み方は出来ませんのでご注意を。

と、まあ、こんな感じで普段過ごしていても「ラム酒が好きです」なんて言う人は、自分以外に見たことが無いので、おそらく現代の海賊とは私のことなのではないかと思っております。

そんなラム酒について、種類や味わい、ウイスキーとの違いなど気になることを全部まとめたのでご覧くださいませ。

チーサン@ChTanaka22
全く酒が飲めない→酒豪になった酒飲み。

毎晩の晩酌とイケメンが好きな普通の31歳です。
酒を覚えて約7年、、
まだまだ未熟者ですが、等身大の酒ライフを発信していきます。

このブログで、一緒に、まだ見ぬ酒のすばらしさを発見していきましょう!

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ラム酒って何?原料は?

ラム酒の原料はサトウキビ!

ラム酒とは、他のお酒とは違い、めっちゃ甘い味わいのお酒です。なんといっても原料がサトウキビから出来ているから、そりゃ甘いのが頷ける。

サトウキビから砂糖を作る時に残る甘い汁みたいなものを発酵させて蒸留し、その後、オーク樽やステンレスタンクの中で貯蔵・熟成してから販売されます。

蒸留酒なので、ウイスキーと製法は似ています。

ただ、原料がサトウキビのため、他のお酒には無い甘い味わいになるんです。

▼ウイスキーの詳しい製法はコチラの記事からどうぞ

ウイスキー、ブランデーとの違いは?

では、同じような分類として連想される「ウイスキー」と「ブランデー」と何が違うのか。その答えは主に原料の違いです。

ラム酒の原材料はサトウキビですが、ウイスキーとブランデーもそれぞれ原材料が違います。

ウイスキーの原料
  • 主に大麦やトウモロコシなどの穀物が原料
    ※大麦だけで作られるものを「モルトウイスキー」と言い、大麦の他トウモロコシやライ麦などの原料で作られるものを「グレーンウイスキー」と言います。

ブランデーの原料
  • 果実が原料とされ、主に白ブドウを原料
    ※リンゴから作られた場合「アップルブランデー」、サクランボから作られたものを「チェリーブランデー」と言います。
    ※たまに聞くかもしれない「コニャック」とは、フランスのコニャック地方で作られたブランデーのことを言います

▼モルトウイスキー、グレーンウイスキー、ブレンデットウイスキーの違いはコチラから

意外と知らない「ラム酒の種類」について紹介

左がホワイトラム|右がダークラム

ラム酒には、大きく分けて「ホワイトラム」と「ダークラム」があります。

画像で分かるとおり、左側のホワイトラムは透明なのに対して、ダークラムは茶色い色のお酒となっています。

※他にも「ゴールドラム」や、蒸留方法の違いにより様々な種類に分けられますが、ラム酒を美味しく飲むにはこの2つの違いが頭に入って入ればOKだと思い、割愛してます

ホワイトラムは透明なお酒なので、初めて見た人はびっくりするかもしれません。

悩める男性
悩める男性

え?なんかウイスキーとかと似てるから、全部茶色っぽい色だと思ってたよ

そんな声が聞こえてきそうですが、私も初めて知った時は、「何でこんなに透明なのにお酒の味するんだ?」と不思議に思ったことがあります。

その秘密を簡単に言うと、ホワイトラムは、樽で貯蔵後、炭で不要な香りと色を取り除いたことにより、このような透明なラム酒となるんです。

対して、「ダークラムは、内側を焦がした樽の中に3年以上貯蔵するため、樽の色素などが染み出して茶色い色になります。

ラム酒の味って?お酒弱くても飲める?

ラム酒は甘い味わい。しかし度数はウイスキーと同様に高い

ラム酒はウイスキー等と同様に度数が高いです。

そのため、「お酒が弱い」「普段あまりお酒を飲まない」ような方には、いきなりストレートで飲むことはおすすめ出来ません。

氷を入れてロックで飲んでもいいですが、これは普段からお酒を飲み慣れている方だけ。

いきなり挑戦するには、酔っぱらって大変になりそうなので、下記に紹介するおすすめの飲み方でまずはラムの味わいに触れてみてはいかがでしょうか。

ただ、味わいは他のお酒にはない甘さがあります。

このように比較的「甘くて飲みやすい」ため、もしかしたらお酒初心者でもこの甘い香りにごまかされてグイグイ飲めてしまいますが、冒頭でお伝えしたようにかなり度数が高いです。

初めて飲むお酒だと「体に合わない」なども判断がしづらいと思うので気を付けて飲みましょう。

ラム酒のおすすめな飲み方(味わい方)

初めてラム酒を飲むような方には、何かで「割って飲む」ことをおすすめします。

代表的なものを紹介していきますので、興味がある方はぜひ挑戦してみてください。

ラムコーク

その名のとおり、「ラム酒+コカコーラ」で飲む飲み方です。

作り方はいたって簡単です。

グラスに氷をたくさん入れて、ラム酒を大体2割程度注ぎます。その後コーラを8割くらい注いで終了です。

写真のようにレモンを絞ってグラスに飾ると、少し味わいが変わってまた違った美味しさがありますよ。

ラムハイボール

ウイスキーで作る「ハイボール」と同様に、ラム酒でも「ラム酒+炭酸水+レモン」でハイボールが楽しめます。

こちらも作り方は簡単で、グラスに氷を入れ、ラム酒を2~3割入れた後、炭酸水を注ぎます。

その後レモンを軽くしぼって、グラスの中に浮かべて飲みましょう。

こちらの飲み方だと、コーラで割って飲むよりもラム酒の味わいを感じやすいと思います。

筆者
筆者

ラムハイボールを作る時のラム酒は、ホワイトラムの方がおすすめ

アイスにかけて食べると大人デザートに早変わり

何もお酒の「飲み物」として挑戦しなくても、デザートから挑戦してみるのも良いですよ

画像のとおり、ピノやバニラアイスにラム酒を少量かけて食べると、バニラの甘い香りとラムの甘い香りが混ざって、本当にワンランクアップしたデザートになります。

アイスを買ってきてかけて食べるだけのお手軽なデザートですが、本当にイチオシなので良かったら下記記事も参考にしてお試しください。

おすすめなラム酒

我が家のラム酒コレクション

ここまで読んで「ラム酒に挑戦してみたい」そう思った方がいらっしゃったら凄く嬉しいです。

コンビニや酒屋さんでも普通に売られているおすすめのラムを紹介するので、見つけたら購入をご検討してみてください。

また、各銘柄で、ホワイトラムとダークラムと出ているので基本的には「いいな」と感じたものを選んで問題ないと思います。

カクテルも作る人ならホワイトラムを選ぶことで、カクテルを作った時の色の邪魔にならないため重宝します。

もしカクテルを作らないのであれば、色のついたラムでも問題ないかなと思いますよ。

キャプテンモルガン

上の画像でも映っている「キャプテンモルガン」ですが、こちらの「スパイスト」が定番な商品です。

お値段はお店によっても違いますが大体1,200円~1,500円程度です。

特徴は、なんといってもバニラの甘い香り。「本当にお酒?」と疑いたくなるような深い甘い香りに包まれます。

なんだかんだで、初めてのラムに挑戦するならこれが一番甘くてクセが少なく、挑戦しやすいと思っています。

バカルディ

このお酒、よく見かけたことがある人も多いんじゃないかと思います。

それくらい結構メジャーなラムだと思います。

お値段は大体1,100円~1,200円程度で販売されています。

バランスが良い味わいが特徴で、このホワイトラムはカクテルにもよく使われます。

barに行くと必ずと言っていいほど置かれているのは、カクテルにした時の使いやすさがピカイチだからかなと思っています。

まとめ

今回はラム酒についてご紹介しました。

今回の記事をまとめるとこちらです。

ラム酒とは?まとめ
  • サトウキビを原料とした甘いお酒
  • ホワイトとダークなど、色の違いで種類が変わる
  • 甘く飲みやすいので、まずはコーラや炭酸割りから挑戦してみるのが良い
  • アイスにかけて食べるのもオススメ

ウイスキーに挑戦してみて「苦手だな」と思った方や、新しいお酒を飲んでみたい方など、色んな方々にラム酒は挑戦しやすいお酒だと思っています。

万人に手に取られるようなお酒ではないのですが、だからこそ「ラム酒好き」になると、色んな話のネタにもなりますよ。

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